【サッカー部】九州宮崎遠征

 3月26日から4月3日までの9日間、毎年恒例の九州宮崎遠征に行ってきました。長年チームを指導してきた山崎先生が近隣校に転勤。にもかかわらず3月30日までチームに帯同してくれました。陰となり日向となりチームに多くのものを還元していただいた指導者を失うことは、チームにとって大打撃で、選手は最後まで別れを惜しんでいました。
 代わりに3月30日に守内魁コーチが仕事に都合をつけて参加してくれました。また、インフルエンザにより選手2名が途中からの参加となり、ドタバタの中での遠征となりました。

 そんな中でも遠征前半は戦術トレーニング。前線からの守備、ビルドアップ、中盤の守備、中盤の攻撃、VOを含んだ最終ラインの守備、アタッキングサードの崩しというテーマでトレーニングを実施。

 中日の3月30日は鹿児島県知覧特攻平和記念館に見学に行き、特別講話や特攻隊の人たちの遺書や絶筆を通して、自分の今の生き方を自問する貴重な時間となりました。サッカーはもちろんのこと、学習、HR活動、学校行事等、あらゆることに全力で「必死」に取り組むことの決意を新たにしてきました。

 遠征の後半は、宮崎県本庄高校、鹿児島樟南高校、宮崎産業経済大学、宮崎県都城高校と対戦、北海道にはないサッカーを体感することができました。

 桜が満開の最高のコンディションの中、生徒は日焼けして真っ赤になりながらも、親元を離れた9日間を過ごし、経費削減のための奉仕活動、自分たちでの食事の用意や洗濯、知覧観光も含め、サッカーだけでなく人としても学びの多い遠征となったようです。
 快く遠征に送り出していただいた保護者の方々、協力していただいた綾町の人たちに感謝します。