放送
活動概要

1.はじめに

放送って何するの ?! 放送局(部)の活動経験のない人はきっと知りませんね。

「昨日、こんな人がいたよ。かっこよかったー。」
「ここに道ができれば、学校近くなるのに。」
何でもいいんです。それを誰かに伝えるんです。
「なるほど、そうだよねー。」なんて言われて会話が広がると、ちょっと嬉しくない?
「それって、すごい。」なんて言われたら、ちょっとカッコよくない?

・アナウンス
 何かを見聞きして、喋ることで伝えます。

・朗読
 作家の作った作品の世界を、「詠む」ことで伝えます。

・ドキュメント番組制作
 何かを見聞きして、効果をつけて、テレビやラジオ番組にして伝えます。
 マスコミやユーチューバーに興味のある人、おいで!

・ドラマ制作
 台本を作り、ときには役者にもなり、効果をつけてテレビやラジオドラマにして伝えます。
 マスコミや映画制作に興味がある、演劇をやってきたから役者やってみようと思う人、おいで!

・研究発表
 活動する中で見つけたもの、それを発表して伝えます。
カッコイイもの、みんなで笑えるもの、ホッコリできるもの・・・
いっぱい考えて、一緒に作ろうよ。喋ろうよ。そして全国狙おうよ。
興味が湧いたら、様子が見たくなったら、おいでおいで!放送室。

2.目的
   「放送」というコミュニケーションツールを介して、
   「作ること」「伝えること」の楽しみと喜びを経験する。
   自分の中で、人との関わりの中で、社会の中で、生きていく中で、
   感じたことに考えを巡らせ、人と話し、それを発信する力をつける。
   また、これらの経験を通して、「社会人基礎力」を向上させる。

モットー:『伝えたい』 その気持ちを 大切に
 

3.目標
   ・アナウンス・朗読では、表現力や声を通しての伝え方を身につける。
   ・番組制作では、取材活動などを通してコミュニケーション力をつけ、人の「良さ」「暖かさ」を見つける力を身につける。
   ・すべての活動を通して、企画力や仲間とあらゆることについて話す力を身につける。
   ・その結果として、コンテスト上位入賞を目指す。
      “行くぞ、全国大会。そして賞まで貰っちゃおう!”

4.活動日・時間・場所
      授業のある日 16:00~18:30
      土   曜   日  9:30~15:00
      金曜日、日曜日は休みですが、大会直前などには活動することもあります。
      放送室での活動が中心ですが、街に出て取材やロケをすることもあります。

5.活動内容
    ・発声練習、発音練習
    ・アナウンス練習・朗読練習と発表
    ・放送機器・編集機器の技術研修、番組制作研修
    ・ラジオ・ビデオ作品の制作

 (ドラマ及びドキュメントの、企画、構成、取材、撮影・録音、脚本作成、パソコンによる編集、他)

6.年間活動計画
   4~5月 新入局員研修
   5月   NHK杯全国高校放送コンテスト十勝地区大会
   6月   第1回放送技術講習会
        NHK杯全国高校放送コンテスト北海道大会(全道大会)
   7月   学校祭・体育祭業務、後夜祭ビデオ作成
        NHK杯全国高校放送コンテスト(全国大会)
        北海道高等学校文化連盟全国高校総合文化祭(全国大会)
   10月   北海道高等学校文化連盟十勝支部放送発表大会
   12月   北海道高等学校文化連盟放送発表大会(全道大会)
  1~3月     卒業DVD制作、卒業式で上映

        卒業する先輩へ贈るビデオの制作

7.活動費
          月1,000円 1年は5~3月、2年は4~3月、
      3年は4~引退月(全国出場なら7月、全道までなら6月) 

8.近年の成績(出場・入賞多数のため、近年の全国規模大会入賞のみを掲載)

・2021年度 第67回NHK杯全国高校放送コンテスト出場

 (テレビドキュメント部門、アナウンス部門)

・2020年度 第66回NHK杯全国高校放送コンテスト出場(アナウンス部門)

 

[活動報告]

高文連放送専門部 第2回「放送技術講習会」【放送局】

NHK帯広放送局で「放送技術講習会」に参加しました
11月30日(土)、本校の放送局員がNHK帯広放送局で開催された「放送技術講習会」に参加しました。この講習会では、朗読や番組制作、アナウンスの基礎を学び、実践的な指導を受けました。

特に、NHK帯広放送局のアナウンサーである高市佳明氏からは、以下のような貴重なアドバイスをいただきました。

・滑舌を良くするためには、舌の位置を意識すること。
・体育館のステージに立ち、大勢の観客に向けて身振り手振りを交えながら練習することで、表現力を高めること。
・物語の世界をリスナーに伝える意識を持ち、細部まで心を込めて話すこと。
・「。」の後の間(ま)の取り方に変化をつけること。


生徒たちは講習会を通じて多くの学びを得ました。これらを今後の活動に活かしながら、来年のコンクールに向けてさらに成長していく予定です。

高文連 放送コンテスト 大会結果報告

10月11日に秋の放送コンテスト十勝地区予選がありました。

 

今回、ビデオメッセージ部門では「広尾の昆布漁」についての現状を届ける作品を発表しました。

8月の夏休み中に、広尾に宿泊し日の出前からの取材を実施しました。

漁業の問題点や、後継者問題について漁師の方々からお話を伺い、今後私たちの食卓事情も変わるかもしれないことを身近に感じることができました。

 

オーディオメッセージ部門は「十勝馬歌」についての作品を作りました。

8月に「十勝馬歌」の全国大会が帯広市民文化ホールで行われ、ステージで披露される民謡に圧倒されつつ、十勝の開拓の様子が伝えられている歌が残っていることも取材を通じて知ることができました。

 

個人部門のアナウンス・朗読は、ビデオ・オーディオメッセージの作成と同時進行での練習。

それでも、アナウンス部門では2年の山本さん、朗読では2年の坪内さんが最優秀賞を受賞しました。

 

十勝地区大会の結果

アナウンス部門 最優秀 2年山本優育 

        優秀賞 2年板垣奏汰 1年佐々木慧太

朗読部門    最優秀 2年坪内聡志

ビデオメッセージ部門 優秀賞

オーディオメッセージ部門 優秀賞   以上 全道大会

 

11月14日、15日に江別市民ホールで開催された全道大会へ参加しました。

残念ながら、全国への切符を手にすることはできませんでしたが、来年度の大会へ向けて動き始めました。

次こそ、全道上位を目指します。

第71回NHK杯全国高校放送発表大会

6月11日(火)~14日(金)まで、千歳市で開催された第71回NHK杯全国高校放送発表大会に参加しました。

今大会では、残念ながら全国大会への切符を手にすることはできませんでした。

ただ、全道から選ばれた作品を見て「伝えたい気持ちを大切に」+「見る者を感動させる」ことも必要だと気づくことができたことは大きな収穫です。

交流も積極的にし、撮影技術等について十勝以外の他校と情報交換をすることができました。

この大会で3年生は引退となります。これまで、学校行事を陰で支えつつ、後輩を指導するリーダーシップを発揮し地区大会では参加した全部門で全道大会へ出場しました。

素晴らしい活躍で後輩を牽引した3年生。お疲れ様でした。

 

第71回NHK杯全国高校放送発表大会(地区大会)

5月15日(水)にとかちプラザでNHK杯の地区予選に参加しました。

大会直前に体調を崩した局員もいて、どの作品もギリギリのスケジュールでなんとか完成させました。

個人部門は思っていた通りの練習時間を設けることができませんでした。ただ、先輩が後輩を指導するなど隙間時間を使って練習をしました。

結果は、参加したどの部門でも全道大会への出場権を獲得しました。放送局の活動は、協力してくださる方々のおかげで作品ができあがります。感謝の気持ちを忘れず、全道大会では上位に入れるよう最後まで頑張りたいと思います。

【結果】 個人部門 アナウンス部門 山田 杏 優秀賞  朗読部門 会田 美羽 優秀賞

          アナウンス部門 兒玉 紗那 奨励賞  アナウンス部門 山本 優育 奨励賞

     番組部門 ラジオドキュメント部門 最優秀賞

          テレビドキュメント部門 優秀賞

          創作テレビドラマ部門 優秀賞

          創作ラジオドラマ部門 優秀賞

 

第46回 全道放送コンテストへ

第46回 全道放送コンテスト(旭川大会)へ

11月16日(木)・17日(金)の2日間、旭川で行われた全道大会へ参加してきました。
今回は、ビデオメッセージ部門、オーディオメッセージ部門、朗読部門(1名)、アナウンス部門(2名)、テレビCM部門に出場しました。

どの部門も、地区大会からブラッシュアップして作品を提出。CM部門では、帯広動物園へ撮影に行き個性的な作品に仕上げました。
 個人部門の朗読・アナウンスも、作品編集と同時並行で練習し、アクセントを再確認していざ本番へ。

 その結果、オーディオ部門の作品で全道8位に入選しました。 残念ながら他の部門では表彰を逃しました。来年度の総文祭には参加できませんが、これを励みに次の大会へ向け更に上位を目指し取り組んでいきます。