サッカー部
活動概要

1 目的  部活動を通して、社会に貢献できる人間力を育成する!
  目標  高いレベルのサッカーの技術・戦術理論を学び、全道上位入賞を目指す!
2 目指すサッカー像    
  ※NONSTOP FOOTBALL
   「全員攻撃、全員守備で、攻守にわたってアグレッシブにハードワークするフットボール」
   対戦相手や試合状況に応じて、守備は、①前線からの守備、②中盤での守備、③リトリートの守備を、攻撃は、
   ④GK を含めたビルドアップ、⑤中盤のホゼッション、⑥アタッキングサードの崩し、⑦カウンターを、速い
   トランジション (切り換え)とともに、使いこなすことができるようにする。
3 活動日・時間・場所 
   平日 16:00~19:00 本校グラウンド
   土日 リーグ戦等の大会、試合により異なる。
       A、B、C、3チームにより時間帯をずらして、別々に活動。
4 練習内容
   ピリオダイゼーション理論によるモルフォサイクルにより、トレーニングプランを作成、実行。
   技術(テクニック)トレーニング/戦術(タクティック)トレーニング/体力(フィジカル)トレーニング
5 年間活動計画
   4月 北海道FAリーグ(~10月)、道東FAリーグ1部(~9月)
   5月 春季フェスティバル、春季遠征(札幌)、高体連十勝支部予選
   6月 高体連全道大会、国体予選、地区FAリーグ(~11月)、
   7月 国体予選
   8月 夏季遠征(旭川)、夏季フェスティバル(中札内)、選手権十勝地区予選
   9月 選手権十勝地区予選、新人大会十勝地区予選、
   10月 プリンスリーグ参入戦、選手権全道大会
   11月 北海道トレセンU-16、東北海道新人大会
   3月 九州(宮崎)遠征
6 おもな成績
  2009年  プリンスリーグ道東ブロック 優勝
  2009年  新人戦十勝地区予選 準優勝
  2010年  高体連十勝支部予選 優勝
  2010年  高校選手権十勝地区予選 準優勝
  2010年  新人戦十勝地区予選 準優勝
  2010年  プリンスリーグ道東ブロック 優勝
  2011年  高体連十勝支部予選 準優勝  
  2011年  高校選手権十勝地区予選 優勝
  2012年  高体連十勝支部予選 準優勝
  2013年  高体連十勝支部予選 準優勝  
  2013年  新人戦十勝地区予選 優勝
  2013年  東北海道新人大会 優勝
  2014年  高体連十勝支部予選 準優勝
  2014年  高校選手権十勝地区予選 優勝
  2014年  プリンスリーグ道東ブロック 優勝
  2015年  高校選手権十勝地区予選 準優勝
       2018年  高校選手権十勝地区予選 優勝
       2018年  十勝地区FAリーグUー18 優勝
  2018年  新人大会十勝地区予選  準優勝
  2018年  東北海道新人大会 優勝
  2019年  高校選手権十勝地区予選 優勝
  2019年  十勝地区FAリーグUー18 優勝
  2019年  新人大会十勝地区予選  3位
  2019年  東北海道新人大会 準優勝
  2020年  高校選手権十勝地区予選 準優勝
  2020年  新人大会十勝地区予選 準優勝
       2021年  高体連十勝支部予選 3位
  2021年  高校選手権十勝地区予選 準優勝
  2022年  高校選手権十勝地区予選  3位
  2022年  十勝地区FAリーグU-18 優勝
  2022年  東北海道新人大会十勝地区予選 準優勝
  2023年  高体連十勝支部 3位
  2023年  高校選手権十勝地区予選 優勝 同全道大会出場
  2023年  十勝地区FAリーグU-18 優勝 同東北海道大会出場
  2023年  東北海道新人大会十勝地区予選 準優勝
  2023年  プリンスリーグ道東ブロック2部 3位
          (次年度プリンスリーグ道東ブロック1部に緑陽Bチームが昇格)
  2023年  プリンスリーグ道東ブロック1部 準優勝
  2023年  プリンスリーグ北海道参入戦プレーオフ出場
        (次年度プリンスリーグ北海道2部に緑陽Aチームが昇格)
  2024年  高体連十勝支部予選 3位
  2024年  高校選手権十勝地区予選 3位
  2024年  十勝地区FAリーグU-18 準優勝
  2024年  東北海道新人大会十勝地区予選 準優勝
  2024年  高円宮杯U-18サッカーリーグ2024北海道FAリーグ 8位

[活動報告]

【サッカー部】 横田退任挨拶

 

 緑陽高校サッカー部の保護者の皆様、並びに歴代OBの皆様、いつも多大なるご支援ご声援ありがとうございます。横田は、今シーズンをもって退職となり、再任用として同じ十勝管内の学校に異動することになりました。
 緑陽高校45年の歴史の中で、平成12年から半分以上の25年間務めたことになります。いつかはこの日が来ると、覚悟はしていました。しかし、現実に突き付けられると、受け入れがたい自分がいます。もう少しここで携わっていたいという思いがあります。誰よりもこのチームに愛着を感じ、断腸の思いで離れがたく思っているのは他ならぬ自分です。 

 この25年間、ナイター、プレハブ部室、トレーニング倉庫、アルミゴール3組、トレーニング器具、芝生、グランドの水はけ等の環境を、保護者の力添えで私学並みに整えることができました。
 また、専門委員、2種委員長、技術委員長、U-17地域対抗戦北海道代表監督、47FAチーフインストラクター(シニアチューター)等を歴任し、多くのサッカー発展事業に携わらせていただきました。特に各種ライセンス講習会やリフレッシュ講習会では講師として、多くの指導者の方と関わりを持つことができました。
 さらに、B級、A級ジェネラル取得の際には、全国の指導者、並びに年代別日本代表やJリーグで監督・コーチをしている方たちとともに学ぶことができ、それらをチームに還元することでより高い戦術を組むことによってチームが進化していったように思います。 

 緑陽高校で出会った多くの生徒たち、そしてサッカー部に至っては424人の卒業生を送り出したことになります。本当にいろいろな思い出が走馬灯のように蘇ってきます。結果が出た時も結果が出なかった時も変わらずに、ただひたすらにひたむきにボールを追いかけた1人1人の顔が浮かんできます。それは自分が現役の頃に、同じようにきつい思いをしながらボールを追いかけた姿にオーバーラップします。その姿に励まされ、気づけば25年が経っていました。
 また、昨年のOB戦では100人を超える卒業生が集まってくれたこと。関東、関西方面に住んでいる普段帰省しないOBまでもが、わざわざ参加してくれたこと。本当に感謝しかありません。一人一人が立派な社会人となり、父親となり、母親となり、しっかりと自分の人生を歩んでいることを嬉しく思います。
 その中でも、旭川実業高等学校コーチ仁科拓也、(公財)日本サッカー協会1級審判員板矢智志、(公財)日本サッカー協会熊本宇城アカデミーコーチ守内魁、北海道サッカー協会事務局員水野夏綺、フットサルソルプレーサ代表大久保航也をはじめとして、小中校の先生としてサッカーに携わっている青木優貴、嶋崎耕太郎、青山拓矢、亀谷知樹、西倉悠作ら、この業界で「横田チルドレン」と呼ばれる後継を多く残していくことは、何よりも誇らしいことです。

  緑陽高校サッカー部はこれからも続いていくクラブです。後任の先生が、更なる高みに導いていってくれるものと信じています。
 最後になりますが、共に戦ってくれた選手、スタッフ、そして緑陽高校サッカー部に関わる全ての皆様に支えていただいたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 チームは離れますが、緑陽高校サッカー部の最大のサポーターとして、今後もチームを応援していきます。試合会場でお会いしましたら、是非気軽に声をかけていただきたいと思います。

 25年間、本当にお世話になりました。

【サッカー部】 サホロトレーニング

 九州宮崎遠征に行く前に、少しでも大きなピッチでの感覚を取り戻すために、3月15日(土)、16日(日)の両日、サホロアリーナで午前、午後の2部練習を実施しました。
 1日目の午前中は前線からの守備、午後からはそのハイプレスをかいくぐるビルドアップ、2日目の午前中はゴール前の守備、午後からはその守備を打ち破るアタッキングサードの崩しをテーマにトレーニングを行いました。それぞれのトレーニング前に、国内および世界のテクニカル映像を見てイメージを膨らませ練習に入りましたが、忘れかけていたことも再度確認し、昨年秋までのコンセプトを思い出しながら徐々に感覚を取り戻しているようでした。
 冬期間のフィジカルトレーニングと基礎技術の成果が特に1年生に表れており、デュエルやインテンシティも上がっており、グランドに出るのが楽しみであり、待ち遠しい2日間となりました。
 本校の戦術的コンセプトを早く整理、理解、吸収し、グランドで表現できるようになってほしいと思います。

 

 

 

 

 

卒業式【サッカー部】

 本校にしては少ない11名のサッカー部の卒業生が巣立っていきました。本校初の高円宮杯U-18サッカーリーグ2024北海道FAリーグに参加し、悪戦苦闘した代でした。
 少数ながらもしっかりと緑陽高校サッカー部の伝統を引き継ぎ、釧路公立大学、立教大学、武蔵大学、北翔大学、札幌国際大学、道開発局(道職員)等、文武両道、進路実績もしっかりと残して後輩に範を示しました。
 本校を卒業しても、ここで学んだこと、培ったことを糧として、しっかりと自分の人生を歩んでほしいと思います。

 

 

【サッカー部】 冬季廊下、体育館、校舎前練習

 春の九州遠征のためのアルバイト期間を経て、1月10日(金)から再始動。まずは身体測定や運動能力の体力測定を実施。個人個人の数値を把握した上でグループ化し、メニューの作成を行いました。
 1月~4月までを4ステップに分け、基礎体力と基礎技術の向上を目的に、トレーニング計画を立案しました。廊下、格技場、体育館ステージ、校舎前等で、フィジカルトレーニング(全身持久力、局所持久力、瞬発力、敏捷性、筋力、筋持久力、柔軟性、巧緻性)と、個人技術トレーニング(ボールワーク、ドリブル&フェイント、チェンジオブダイレクション(ターン))を段階的にトレーニング。
 手狭で回数・時間も制限される体育館を使えるのは、週に1回、2回。しかも、平日も休日も体育館中部が終わった夜間練習。外練習ではなかなか集中的にフォーカスしない個人技術・戦術に重点を置き、止める、蹴る、運ぶ、ポゼッション、攻守におけるポジショニング、1対1、2対2、3対2の崩しの中で、個のレベルアップを図っています。

 

 

【サッカー部】 北海道FAリーグ

 唯一の公立校として臨んだ今大会、道内強豪私立校の中に入り、バスもない、人工芝もない、中学時代の優秀な選手がいるわけでもない、まさに雑草魂で戦った今シーズンであったが、結果としては満足のいくものにはならなかった。
 主力の3年生が受験で抜けたり、一時は部内でコロナが蔓延し、交代要員1人という試合もあった。Bチームの道東リーグ1部との同日開催で、戦力が2分するという事態もあった。守内コーチが途中JFAコーチとして抜けたことも大きな要因の1つだろう。いずれにせよ、チームとしての体力がなかったことが1番の要因であったように思う。
 しかし、試合内容として、まったく歯が立たなかったかというとそうではない。勝てそうな、引き分けれそうな試合は多々あった。終始押し込んでいながらカウンター1発で沈んだ試合。後半42分に失点し負けた試合。最終試合においては、後半43分に先制。ロスタイムを含め残り数分を耐え切れば勝利という場面で、ロスタイムに2失点、1-2の逆転負け。今季を象徴するような試合だった。
 攻撃、守備ともにオプションも含め、いくつかのバリエーションを持って戦うことができたし、チーム戦術の浸透度合いも例年以上だった。試合中の運動量や球際などの強度も試合を経るごとに改善していった。ただし、アタッキングサードのパスの精度、シュートの精度は最後まで課題で克服することができなかった。
 何とか残留し爪痕を残したかったが、降格が決まり、来年度道東リーグに戻り、出直しである。

 

 

  

 

 

 

【サッカー部】 新人大会十勝地区予選

 9/22(日)~9/28(土)標記大会、第13回東北海道ユース新人(U-17)サッカー大会十勝地区予選が中札内交流の杜で開催されました。昨年同様、まだ3年生が残っているため、新チームへの移行は遅れているものの、3年生がいることで質の高い練習ができていることも事実です。
 選手権と同様、三条、帯北、大谷の順番で当たっていきました。準決勝の帯北とのゲームも粘り強く戦い、1点先行されたものの、後半に追いつき、即PK戦で4-2で勝ち抜きました。
 続く決勝戦も、帯北戦の疲れを引きずるかなと思ったけれども、五分戦を展開。最後はペナルティエリア内でのハンドを取られ、PKで1-2で敗戦。準優勝に終わりましたが、内容的には全く引けを取っていませんでした。

 2回戦 帯広緑陽 3-0 帯広三条
 準決勝 帯広緑陽 1-1 PK4-2 帯広北
 決 勝 帯広緑陽 1-2 帯広大谷

 

 

 

 

 

【サッカー部】 道東プリンスリーグ

 4月に開幕、6カ月にわたって繰り広げられた道東プリンスリーグも最終節を迎えました。Bチームで、他校のAチームを相手に戦ってきて、最初は苦戦したものの、途中からチーム戦術も浸透し、何とか意図あるゲーム運びが少しずつできるようになってきました。結果は6位。例年の1つ上のカテゴリーの中で戦ったことを差し引けば、十分頑張った結果といえると思います。

 

 

 

 

 

 

【サッカー部】 選手権大会3位

 8月24日(土)~9月7日(土)、帯広の森球技場、帯広北高校、帯広大谷高校で標記大会が行われました。
 第3シードのため、2回戦から登場。8月25日(日)に帯広三条高校と対戦。何とか2-1で勝ち切り、翌8月31日(土)準決勝、対帯広北高校と対戦。前半2分もしないうちに大雨と雷のため大会中断、中止、延期の判断。翌9月1日(日)同時刻から相手のCKで再開。集中力を全く欠き、最初のワンプレーで開始1分もしないうちにこぼれ球からのミドルで先制を許す。その後何とか追いつこうと奮闘したものの、前がかりになったところで追加点を奪われ、0-2で敗退した。

2回戦 帯広緑陽 2-1 帯広三条
準決勝 帯広緑陽 0-2 帯広北

  

 

 

 

 

 

【サッカー部】 地区FAリーグチャンピオンシップ決勝戦

  6/15(土)~8/15(木)に、市内各高校サッカー場で、標記大会が行われました。
 予選リーグは、いろいろな選手を使いながら、経験を積ませ、チーム戦術の浸透を図りました。
チャンピオンシップ決勝戦は、夏休みの遠征やOB戦で、疲れのピークの中でコンディションがかなり悪い中で戦い、パフォーマンスの低下は否めませんでした。
 粘りながらも延長を戦っても0-0。勝敗の行方はPK戦にゆだねられ、1-3で敗退しました。ここ数年とってきたタイトルなだけに残念でなりませんでした。

予選リーグ 帯広緑陽 10-0 帯広農業  
      帯広緑陽  7-0 帯広大谷
      帯広緑陽  3-0 帯広柏葉
      帯広緑陽  6-0 幕別清陵・上士幌
決勝    帯広緑陽  0-0(PK1-3) 帯広北

【サッカー部】OB戦

 8月10日(土)と11日(日)の2日間で、大々的なOB戦を実施。3カ月くらい前からインフォメーションを流したところ、多くの反応があり今年も実施することができました。

 上は38歳、当時の主将と副主将が揃って参加してくれました。そこから今年卒業した19歳の子たちまで、本当に世代を超えた多くの名選手、そしてチームを支え続けたマネージャーが集い、現役との勝負、OB同士の対戦を繰り広げました。

 25年という長い歳月の中で出会うことができた素晴らしい生徒たち。懐かしい顔、顔、顔。そしてあっと驚く珍プレー好プレーの数々。現役の時よりもはるかにのびのびと楽しそうにサッカーをしている姿には思わずこみあげてくるものがありました。奥さんや子供を連れてきているOBもおり、それぞれの卒業生が、自分の道をしっかり歩いていることが何よりも嬉しいことでした。本当に楽しい時間を過ごしました。

 選手は、旭川遠征、中札内遠征と続いており、その疲れも癒えていないようでしたが、OBとの対戦の中でいろいろと学ぶことが多かったように思います。

 ここから2日間の短い夏休みを経て、15日(木)には帯広大谷と十勝FAリーグ、17日(土)には帯広三条と道東ブロックリーグが待っています。その1週間後には選手権が開幕します。この夏で経験したことを是非公式戦で生かしてほしいと思います。