[活動報告]
【サッカー部】 北海道FAリーグ
唯一の公立校として臨んだ今大会、道内強豪私立校の中に入り、バスもない、人工芝もない、中学時代の優秀な選手がいるわけでもない、まさに雑草魂で戦った今シーズンであったが、結果としては満足のいくものにはならなかった。
主力の3年生が受験で抜けたり、一時は部内でコロナが蔓延し、交代要員1人という試合もあった。Bチームの道東リーグ1部との同日開催で、戦力が2分するという事態もあった。守内コーチが途中JFAコーチとして抜けたことも大きな要因の1つだろう。いずれにせよ、チームとしての体力がなかったことが1番の要因であったように思う。
しかし、試合内容として、まったく歯が立たなかったかというとそうではない。勝てそうな、引き分けれそうな試合は多々あった。終始押し込んでいながらカウンター1発で沈んだ試合。後半42分に失点し負けた試合。最終試合においては、後半43分に先制。ロスタイムを含め残り数分を耐え切れば勝利という場面で、ロスタイムに2失点、1-2の逆転負け。今季を象徴するような試合だった。
攻撃、守備ともにオプションも含め、いくつかのバリエーションを持って戦うことができたし、チーム戦術の浸透度合いも例年以上だった。試合中の運動量や球際などの強度も試合を経るごとに改善していった。ただし、アタッキングサードのパスの精度、シュートの精度は最後まで課題で克服することができなかった。
何とか残留し爪痕を残したかったが、降格が決まり、来年度道東リーグに戻り、出直しである。